朝日川案内
朝日川の源流は、葉山より空沢、中沢峰より大留沢が流れて一緒に成るヌルマタ沢と、大朝日岳より流れ出る黒俣沢と一緒に成る朝日俣沢からなり、猿渡ダムにて一つになる川が皆さんが知るところの朝日川です。
源、上、中、下流部と私なりに案内させて頂ます。
下流郡は、立木部落に有る白倉橋より下流とし、此処までの朝日川に注ぐ沢と皆朱沢、鹿の子沢、要沢が有り、いずれもイワナ、ヤマメが釣れる沢です。本流はは、太郎部落の発電所より下流が水量が多く、朝日橋の下、新崩部落近辺の淵、太郎部落にある発電所から取氷堤、(通称アゲグチ)立木部落より石田渕部落までの淵が好ポイントだと思われます。尚、立木部落にて行なわれる渓流祭りの捕まえられなかったイワナ、ヤマメ、ニジマスの大さな物が釣れることがあるためと、県道から入りやすいという事が有って人が多く、ポイントを絞って釣らなくては成らない、マナーのなってない人と出会う事も有るのでご注意を!(平成五年十一月、河川工事が朝日橋下流で大規模に行われていまLた。)
中流部は、木川ダムより白倉橋までとし、ここも県道沿いに有るため人が多くヤマメが中心になる釣りに成りますが、型の良いイワナが早春から初夏にかけて約れるのて面白い所である。此の区間にタバネ沢、大石沢かありタバネ沢は一ツ沢のもと部落跡までが大物が釣れるポイントです。木川ダムの下は大物の潜む所では有るが、ダム放流の危険が有るので避けて下さい。この区間は、本流釣りを楽しむには良い所です。
上流部は、猿渡ダムより木川ダムまでとし、私の知る限りでイワナの産卵場所が有る所です。木川発電所下流部三吉沢に有る堰堤下流などと、大さな淵が有り良い釣り場だったが、大規林道工事の影響による砂で今後の釣りに大さな影響が有ると思われる区間です。この区間でもヤマメが釣れる様に成って釆たのは心苦しい事です。
源流部とは、猿渡りダムより上流部として空沢、大留沢、朝日俣沢、黒俣沢などがあります。空沢は大規模林道の影響を最も受け残念ながら良い釣果は望め無いと思います。大留沢は私が入渓をした経験が一回と、乏しいのです、なぜなら何時も先を越されている為と、人が多いからなどによるものです。しかし、平成五年十一月三日に、G氏と茸を取りながら沢登りをし芝倉沢まで行った時に、尺物のランデブーを見掛けたので、来シーズンに訪れたいと思っています。ヌルマタ沢になってから下流の猿渡りダムまで堰堤が有るので、高巻さを考えて行動して下さい。黒俣沢は朝日俣沢出合いより釣り登り、魚止めの滝まで約一時間程で着いてしまいますが、大物出る可能性が若干有る所です。朝日俣沢は、猿渡りダムより200メートル上流に堰堤が有り、立石沢付近に有る滝、出合い下流に有るマス止めの滝、三階滝、下の大沢と上の大沢の魚止めの滝、朝日俣沢の魚止めの滝と大物が潜むポイントが幾つも有る所です。
以上、私なりの思い込みで簡単に案内しましたが、川は生き物です。毎年毎回渓相や、条件が違います、とにかく行ってみないことには判らないし、釣れません、私しが書いた事がすべてでは有りませんが、釣友として少しでもお役に立てばと思います。
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