馬見ヶ崎のジャコウアゲハ
2016/07/30(土)
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さて、ここはどこでしょう?
最近、このあたりはクロアゲハの多い場所だな。だけど、カラタチもサンショウもないのに、おかしいなと、思っていました。
この写真は、かなりヨレヨレになったのが、疲れきって、休んでいるものと思えます。
こっちは雄ですが、よく見ると、クロアゲハよりも、羽の色は薄い感じ
「黒いのが雄、ベージュのが雌で、ウマノツユクサを餌にしていて、この場所はジャコウアゲハマニアには有名な場所なんです。私は電車で仙台からやってきました」
このウマノスズクサには毒があって、これを食べてジャコウアゲハは体内に毒を蓄積し、子孫繁栄しているとのこと
雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせるからジャコウアゲハと呼ぶんだそうだ。
2016/06の山形新聞に外来種のホソオチョウが、ここでジャコウアゲハの餌のウマノスズクサをいっぱい食って、生態系を脅かしているという記事があった。
「ほら、これがジャコウアゲハの幼虫です。棘があって、ナミアゲハやクロアゲハとは、ちがうでしょう。かなりグロテスクなんです」
茶色と白が混じったのがジャコウアゲハで、全部茶色に棘があるのがホソオチョウとのことだ。
蛾じゃなくて、蝶々なのだが、悪役っぽく見える。
グロ派手ブツブツ
なんかゴジラみたいなのがいるぞと、よく見たら、ジャコウアゲハとホソオチョウのコラボレーション。いや喧嘩なのか?
ほら、ゴジラに見えるでしょう?
なんとなく、棘があって似ている感じもする。
ニセアカシアの葉にジャコウアゲハの蛹だ。ナミアゲハ、クロアゲハよりギザギザした感じですが、まあ似たような形にはなるようです。
餌の取り合い状態
「まもなく、蛹になる幼虫です。ほら糸を出している」・・・どれが糸なのかは、よくわからないのですが・・・
雌は産卵の時くらいしか、草の上に止まらないようで、産卵してしまったら寿命全うのようです。
ちょっとした経験から、カンカン照りの暑い時は、あまりジャコウアゲハの飛ぶのを見れません。早朝とか、雨の後が見れる感じがします。
ホソオチョウも1匹見たのですが、撮影出来ませんでした。持越しです。
ジャコウアゲハ、レポート続く・・・