新栗子トンネル
2016/10/28(金)
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「貫通したばっかりの栗子トンネル、見行がねが」「行ぐだい!!」
というわけで、とある親睦会のバス視察会に参加
親睦会は加齢臭ただよう?おもにオヤジ団体
米沢の東口なんて、ついぞ来たことがなかった
東口はおろか正面の西口だって、車で数回通っているだけなので、偉そうには言えないが
そして、万世大路の初代トンネルの入口になっている米沢砕石さんの近所の13号線沿いに、国交省の工事現場の建物があって
トンネル見学の前に、職員の担当の方が、いろいろ説明してくださった。
明治初期に三島通庸が造った万世大路から数えて4世代目の米沢、福島間の道路とのことです。
トンネル見学の前に、職員の担当の方が、いろいろ説明してくださった。
前回の見学団体が、頭の小さい人たちだったようで、ヘルメットのアジャスターが、きついのが多かったので、
何人かのそれを緩めてさしあげて、喜ばれた。
車に乗って福島側入口まで行って、戻ってくるのかなと思っていたが
入口から400m先の補助トンネルへの通路まで歩いて、戻ってくるというのが、そのコースとのことだ。
本トンネルの左手に緊急用補助トンネルが掘られてある
侵入
全長 本坑:8,972 m (はっくななじゅうに) 避難抗:8,989 m(だぶるはっく)
片側1車線道路、幅 本坑:7 m 避難抗:2.9 m と、国交省のHPには書いてある。
職員さんの話では避難抗の幅は4 mだったような気がする。3mなければ軽自動車もきびしいはず。
しばらくは無料の道路であり、有料化なるかならないかはわからないとの話でした。
こういう長いトンネルには緊急時のために、避難抗という補助トンネルも建設されるのだそうだ。
避難抗との接続トンネルで、天災や事故の時にしか、一般人は見ることが出来ない。
これが避難抗
救急車とか消防車が、こっちを利用してやってきて処置をするらしい。
救急車とか消防車が、こっちを利用してやってきて処置をするらしい。
供用開始後は日本の道路トンネルの長さ5位で、東北地方では最長のトンネルとなる。
万世大路については、ここらあたりから峠の福島側まで、数多くの鉄道遺産が残されていて、冒険家たちのメッカになっています。
記念撮影のためのオブジェ
煉瓦のトンネルやら、橋梁など垂涎ものの物件いっぱいあって、いつか写真撮ってやろうと思っていましたが、かなり険しい場所のようで、諦め状態
このように、普通見れないものを研修として見学できたのは、大変貴重な経験でありました。栗子レポート了