山形市 逆川
2022/08/21
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嶋南一丁目、山形市浄化センター
1961年(昭和36年)事業認可、1965年(昭和40年)供用開始
新しいと思っていたが、かなり老朽化している
ここの前の下水処理場は須川のし尿処理場で、カメラマンにとっては、そっちのほうが馴染みがあります
写真はセンター最北にある、多分、逆川への排水用設備(汚水槽?)かな・・・
西バイパス、さくらホーム山形の交差点から西に一区画の場所に『嶋調整池』があります
なんで、こんなものをサイトの題材にしたのかというと、山形市立大郷小学校の脇を流れる川は、なんていう名前なのか?・・・がきっかけです
それで、源流は、どこなのか?東根市の小見川と同様に、山形市嶋地区の西バイパスのところから、出水しているのを見ることが出来ました
水の流出口方面ですが、水の流れていない河川のような土地が続きます
東、西バイパス方面
貯水槽施設の西端に、排水ポンプ設備?
全部を金網で囲われた調整池
水を溜めたり枯らしたりして調整するんだと思いますが・・・詳細不明
未舗装道路を西進
逆川源流の流出口です
標準活性汚泥法による処理が行われている。汚水に含まれる汚れBOD(生物化学的酸素要求量)とSS(浮遊物質)の95%以上を取り除いて、川にきれいな水を戻している
川というより排水用堰で、メンテナンス道路は未舗装なので、多分農作業以外未使用
山形病院が見えます
田んぼの農業用水もここに排水しています
2020年現在、市の下水道事業の汚水処理は、中心部が市浄化センターが担い、周辺部を天童市大町にある山形県浄化センターが行っている。
市では浄化センターが利用開始から53年が経過し、管理棟も14年後には法定耐用年数を迎え、大規模更新が必要となり、
更に立地する嶋地区も稼働当初と比べ、周辺環境が著しく変化していることなどを踏まえ、市浄化センターを更新せず、県浄化センターに一本化し、
事業の広域化、経費節減を図る方針であることを3月の市議会一般質問で答弁した。
市では県が2020年度に策定する下水道の「広域化・共同化計画」に位置付けられるよう、県などと協議を進めるとしている。
銅谷口橋
おっ、編集していて気がついた。足元にちっちゃいコガモが三羽写ってるじゃないか!
銅谷口の北の高速道路の下
おとわばし
大郷小学校が近づいてきて、だいぶ河川らしくはなってきた
BOD値判定による山形県内の汚れた川で一番のようですが、鯉を放流して、ちゃんと生息しているので、すばらしい浄化をしていると考えられます
いよいよ大郷小学校
中野城跡でもあり、大家のスタッフ一名の母校でもあります
児童に「汚れた川」とは教えづらいと思うのですが、どのような表現をしているのか多少、興味
うちのスタッフは、川の名前すら知らなかったのだから、話題にしないようにしないように、六年間過ごさせているのかも・・・!?
大郷小学校を過ぎて竹林坊手前の橋
さらにミドリオートレーザー(ホクヨウ)に向かって流れていきます
途中、船町から流れる貴船川と合流して、貴船川となり、ホクヨウの北の大きい水門のある場所で須川と合流します。水門がなかった時、須川の水が逆流して嶋の方へ流れることも合ったので逆川と名づけたのかも・・・?