山形市 羽龍沼出壷 |
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西蔵王のメインストリートを運転すると『ロッキーの森』の案内板を目にします。なんで、龍山にシルベスター・スタローンが関係してるんだと思いながら通っていました | この日、この場所で、あるマウンテンバイカーの方と会って、その秘密が氷解しました。労金、労働金庫のマスコットキャラクターの青い鳥なのです。ここら一帯、労金が、どういうわけか整備してくれているのだそうです | 羽竜沼から山形市の野草園への登山道の中ほどに、出壷という神秘的な湧水があるということは、見聞きして、知っていましたが、たかが湧水、さほどエクサイチングなものでもないので、手付かずでした | 車の向こうが羽龍沼で、車の向こう側から右にずっと対岸まで歩くと、請雨塔と普潤碑が立っているのだそうです |
わりに急な坂道を、帰りが大変そうだと思いながら、下っていきますが、どうしても熊の恐怖はあり「やっほ〜!」とか「あっほ〜!」とか、声を出しながら歩きます | 狭い登山道を下ること15分くらいで、広場のようになっている場所があり、「む、むっ、匂うな!」 |
岩田和尚(ここで2016年にお参りツアーを行っている知合い)のHPに載っている場所のような雰囲気がします この時は左の白い標識の木が見えていません |
湧水の音も、それが沢になって流れる音も、木立の風にそよぐ音のため聞こえませんが、なんとなく水の匂いがします |
大きい杉の木の根元を覗き込むと「あったー!でつぼだ〜!!」水が湧き出ているではありませんか | 杉の大木の根元に池が出来ていて、下の砂から水が湧いています。浸み込んだ水なのか、上の木の端からも水が落ちています。 | その杉の大木を広場の方から見直すと、さっきは見えなかった『出つぼ』の看板。岩田さんのHPではちゃんと横になっていたので、6年の間に右側の止めが外れたようです | |
『出つぼ』の5mくらい山側に水神様の石祠がありました。 | 湧水の水紋は、なかなかに趣があります | 杉の根っこが発端になって、ここから沢が発生しているのです | おっさんの行った証拠写真 |
ピッケル杖で大きさを分かりやすくしたりします | 30年くらい使ってるかな? | 広場の中央に、どんど焼き?の残骸・・・こんな山奥にそぐわない | |
杉の根っこではなく、普通の地面から出ている湧水ポイントも、近くにありました | 実際は水が光ったりして、湧水が分かるのですが、写真ではいまいち | この湧水も沢になり、藪の中に流れて行き、もう少し先で『出つぼ』からの沢と合流します | |
蔵王成沢字羽竜山国有林 |
山形県の湧水 【 村山地域 】 平成27年11月 山形県調べ から引用 羽龍沼出壺 はりゅうぬまでつぼ 神尾 ○野草園南側から羽龍沼に向かう登山道の途中にある。 |
○大きな杉の木の根元から砂を巻き上げながら水が湧いている。 ○羽龍沼と出壺の水は、かつての飯田村が管理した溜井で、湖畔に建つ請雨塔と普潤碑は当時の水不足の恐怖を物語っている。 |
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『出つぼ』レポート了 | |||
『出つぼ』の動画 |
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