尾花沢市 中沢川砂防堰堤


2024/10/27(日)

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県道28号線を尾花沢市内から赤倉温泉方面に走ると、数年前に解体した旧高橋小学校跡地があり、そこからちょっと北上すると右手に『翁山』『高橋の棚田』の案内板がありますので右折 東方面にずっと進むと『中沢』のバス停があり、T字路になってます。まずは『刈安』集落方面へ行ってみようと左折すると、このような石塔があります 橋を渡ると『刈安』のバス停
近、中沢川堰堤なるものが山形新聞に紹介されて『文化財オンライン』にも載っていて、さぞ見物する人の車がいるものと思っていましたが、皆無
堰堤がどこにあるのか、地図ではわけが分からなく、情報を仕入れようと、人が多そうなこっちに来てみました
農作業に出発しかかっているオジサンがいたので「中沢の文化遺産堰堤はどこにありますか?」と質問。
「T字路を右に行って、橋を二つ渡ると左に曲がる分岐があるので、〜〜
ということで『中刈』集落を通過して、橋を目指して東に東にと進行。結構高度が高くなって霧の尾花沢方面が見えます 一つ目の橋があって、いかにも文化遺産の匂いが感じられる川の石畳です
その橋の場所が工事現場になっていています
一つ目の橋を渡って、ちょっと進むと、このような近代的な四角い施設が、突然出現
『尾花沢市中沢川水力発電所』 地図での説明では、発電所のすぐ東に砂防堰堤が、あるように思えます
発電所の排水口です。少量の水しか流れていないので、発電量は少ないでしょう 発電所の下流 発電所の駐車場 さらに舗装された道路を東に進むと、『翁山』への標識
記念碑 このT字路のちょっと手前の橋の上から上流堰堤が見えます 地図から判断すると0118の堰堤のようですが、古さは申し分ないのですが、形状がちがうようで断定は出来ません 草や木がないと、横に長い写真のような堰堤を見れるのかとも思いました
橋の上流 橋の下流 『刈安橋』
『翁山』への標識を左折して、ちょっと過ぎると、すぐ砂利道になり、当面の目標の有形文化財の認定案内オブジェがありました
文化財なので、それぞれの砂防堰堤に名前が付けられています 平成22年設置された案内板。2010年なので14年経過しています GoogleMapにこの林道は載っておらず、文化財オンラインの地形図の地図でも良く分からず、堰堤の場所は下の案内板が一番分かりやすいのです
多分2024年7月25日の集中豪雨で中沢川も、大きい被害を受けたものと思えます 『宮澤砂防記念碑』
『宮澤砂防記念碑』から見える近代的な施設 通行止めになってるという『翁山』への『ハリマ林道』 その下が水力発電所へ送る水の取水プール施設です
橋の向こう側は、ひどい土砂崩れ。大木が倒れたままで放置・・・修復は2025年か・・・? 『翁橋』
残り三つの砂防堰堤は、まったく見えず、走行されていないような右側の林道を、怖いもの知らずで、進んで行きます この時は、「進めなくなったらバックで戻れるから大丈夫」と安易に考えていました この時は、「進めなくなったらバックで戻れるから大丈夫」と安易に考えていました
熊の危険が考えられなければ、徒歩でもうちょっと進んで行ったのでしょうが、やはり、ちょいと怖い・・・ピッケル形状の登山杖は、この時持っています 林道に方向転換可能な巾はあると思ったので、雑草の中で5回くらいの切り返しをして車を下流方向に向け 残り三つの堰堤の見学はあきらめて、 戻りました・・・命の危険まではありませんでしたが、雑草の種がズボンにいっぱい付いて、取り除きで大変苦労しました
濁流が林道の隅を流れ落ちて、このような澪が出来ていました。タイヤが嵌ったら危険だったかも知れません
帰路は『翁山』方面のT字路を東に進むと『明光寺の棚田』の碑と説明案内板があります。棚田コレクターをやっていたときに訪問するべきだった場所ですが、なぜか来ていません 『高橋の棚田』もそうなのですが、割りに平坦で、特筆すべきものを感じなかったので、置いてきぼりになったのだと思い出されます
どんどん行くと尾花沢市の『行沢』集落に入って行き、国道347に出て、山形方面へ戻りました